2000年以降にヒットのなかったNHK大河ドラマですが、その中で久々のヒットとなった「真田丸」の人気の秘密を宿曜占星術を通して探っていきたいと思います。
まず大きな要因として「有頂天ホテル」などヒット作品を生んだ三谷幸喜が脚本を手掛けており、歴史好きではなくても楽しめる内容になっていることです。
初回から三谷ワールド全開で高視聴率となりましたが、どんな人物かを宿曜で診てみましょう。
■宿曜による人物鑑定
鑑定対象:三谷幸喜
生年月日:1961年7月8日
宿曜鑑定:畢宿
簡易説明:理想を追い求めるスペシャリストの星
畢宿は善良で庶民的な親しみやすい感覚の持ち主です。
気さくな性格で皆から愛されるキャラクターです。
重要なことを決めるのには時間が掛かりますが、その目標は高く猛烈な集中力で完遂させるスペシャリストです。
そんな三谷幸喜ですが2016年は何事も順調な「安の年」であり、しかもその基礎運気がここ10年で一番良い絶好調の年なのです!
脚本は三谷幸喜と決まると、当然ストーリーは史実と異なり、面白おかしくし過ぎるのではと局に不安の声が殺到したそうです。
しかし番組がスタートすると一転して、面白いとの応援メッセージに代わり、この時が一番うれしかったと語っています。
出演者のキャラがそれぞれ活かされているのも、このドラマの魅力となっています。
三谷幸喜の畢宿は人と摩擦なくやり取りができるので、個性的な出演者たちと良い作品作りを追求できるのでしょう。
平均視聴率16.6%という好成績を残せたのは、キャラクター設定、三谷幸喜ならではの冗談、人気武将が活躍するというわかりやすさが歴史ファン以外でも楽しめて、多くの人に愛される作品となったのでしょう。
■真田幸村の人物像を宿曜で診てみると
鑑定対象:真田幸村
生年月日:1570年3月8日(1567年2月2日説もあり)
宿曜鑑定:井宿(せいしゅく)
簡易説明:独断専行で成功する 計算と実利の星
この宿は先見性と緻密な計算ができ、冷静沈着に道を切り開いていきます。
徳川家康との戦いでは形勢不利と見るや、感情に流されず言葉巧みに和睦に持ち込み、体制が整うと再び喧嘩を売るところなど、まさに井宿の成せる業でしょう。
野心もあり実力者なのですが、独断で行動してしまいがちなので、そこは注意が必要です。
真田幸村にとって活性期の週の「成」の日であり、最終決戦に挑むには実力を発揮できる吉日となってました。
4倍近い敵陣に奇襲をかけ、
「浅野が寝返った!」
と、敵を混乱させる噂を流すなど、井宿の戦略が見事にはまり、不利と思われる状況からも徳川家康を追い詰めていきます。
「我こそは真田幸村なり!」
そう叫びながら次々と現れる影武者にさらに敵軍は混乱し、追い詰められた徳川家康は切腹を覚悟したと言われています。
ここまで不利な状況での戦果を挙げられたのは、井宿の日運からの因果かもしれません。
ここから先はいろいろな説がありますが、激戦に次ぐ激戦で疲弊した真田幸村は安居神社にふと軍を離れ休息を取りに行ったそうです。
ここまで軍略を駆使してきたのに、井宿の欠点である過信からの油断がでてしまったようでした。
一人腰を降ろしていると、たまたま居合わせた西尾宗次に真田幸村と気づかずに打ち取られるというあっけない最期だったそうです。
人気の武将だけに様々な逸話がありますが、本当のところは定かではないようです。
■「真田丸」登場人物も宿曜占星術を利用していた!?
武田信玄
実は一番強いという説もある人気武将ですが、そのトレードマークと言えば、「風林火山」のロゴと「鉄扇」ではないでしょうか。
この「鉄扇」には宿曜盤が埋め込まれており、宿曜占星術お用いて対人関係や日々の吉凶を読みながら戦をしていたと言われてます。
徳川家康
この徳川家康こそ宿曜占星術を用いて天下を統一したと言われています。
「真田丸」37話で触れられている側近である弘法大師とは空海のことであり、宿曜占星術を日本に広めた人物なのです!
その術を活用して天下を治めた徳川家は、あまりの的中率に悪用を恐れ封印したとされています。
この時代には宿曜のミステリーが多々存在し、史実との因果関係に驚かされることばかりでした。
歴史上は奥深く、知るほどに果てしなく感じました。
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