※当記事はアプリで受け付けている有料個別診断のサンプルとして 当事務局が架空の人物とシーンを設定し、翼龍先生に鑑定いただいたものです。 実際に申し込みいただいた有料診断の結果を公開しているものではございません。
私には苦手な上司がいます。 何かと言うことが信じられないですし、なんだかなぁと思う時も少なくありません。 でも上司ですのでできる限りうまくはやっていきたいです。どうしたらいいでしょうか? 相談者:昴宿 29歳 上司:心宿 35歳
人との「出会い」には2種類あります。
一つは、友達作りや恋人選びのように、自分から「望んで」人間関係を築く「出会い」。
そしてもう一つは、組織や集団の中で、自分の意思とは関係なく、人間関係を築かなければならない「出会い」…。
前者であれば、あなたご自身に選択権があるので、関係を「築く」「築かない」を選べます。
しかし後者の場合は、周りにどんな相手がいようと、強制的に関係を築いて行かなければなりませんから、精神的なストレスの原因になるでしょう。
「昴宿さん」からのご相談にもあるように、
しかし、お互いの相性に生じた「因果」と、上司の「宿の本質」を知っておかれることで、これまでモヤモヤしていたことが、少なからず解消されることでしょう。
前置きはさておき、あなたと上司との関係、そして今後の対処法などについてお話しましょう。
どこかおっとりとした雰囲気を漂わせながら、人前で見せる堂々とした発言や態度が、周囲からの信頼を集めます。
このため組織やグループの中では、過大評価されてしまい、本人が戸惑うこともあるでしょう。
しかし、仕事にも人生にも「美しさ」を求める昴宿は、失敗を恐れずに果敢にチャレンジするため、その頑張る姿が上司から評価されて、引立てを受けるとされます。
「心宿」は、明るくユーモアセンスのある社交家です。
仕事では人を惹きつける会話ができ、身振り手振りを交えたプレゼンテーションも得意でしょう。
このため部下を管理する側よりも、営業の現場で実力を発揮するタイプだと言えます。
少々大げさで、演技がかった口調や仕草が相手を喜ばせ、安心させるようです。
心宿が、別名「タレント星」、「役者星」などと呼ばれる理由も、こうしたところから来ているとされます。
また、タレントや役者は「ステージの顔」と「楽屋の顔」の、2つの顔を使い分けており、
これと同様に、「心宿」もまた「表面の顔」と「内面の顔」を使い分けているので、
宿の組み合わせによって「合う」と「合わない」の両極に分かれる傾向があります。
心宿の表面は、明るく人懐こい社交家ですが、
内面には「不安」と「猜疑心」を抱えているために、
表面的な言葉や態度と、内面の「本心」にギャップが生じていることがあるのです。
心宿と好相性であれば、そのギャップを受け止めることはできても、そうでない場合は、不信感を募らせるものです。
あなたからのご相談には、「上司の言うことが、何かと信じられない」と書かれていますが
どうやら、あなたとの相性に問題があるのかも知れませんね。
あなたの「昴宿」と、上司の「心宿」は、遠距離の「安と壊」の関係にあります。
あなたから見た上司は「壊の相手」となり、あなたが「壊される相手」であることを意味します。
まあ現代のビジネス社会に置き換えると、「こき使われて、振り回される相手」と言った方が分かりやすいでしょう。
一方、上司から見たあなたは「安の相手」となりますから、上司にとってあなたは「安全な相手」と言うことになります。
ですから上司は、あなたに「無理な頼み事」を平気ですることがあるでしょう。
しかもあなたは、「壊の相手」には逆らうことができない「立場」にあるので、「断ろうとしても、断れない…」と思われることがあるはずです。
本当はどれだけ「No!」と言いたいところなのに、何故か上司を前にすると言えなくなってしまう…
これが「安と壊」の作用だと思われると良いでしょう。
先程もお話した通り、「心宿」は表面と内面、2つの顔があるとされます。
しかし本人は、それに気付いていませんので、「ステージの顔」も「楽屋の顔」のどちらも「本当の顔」なのです。
この宿は、人の心が読めますから「相手好み」の個性を演じることで、相手の心をつかむのが得意です。
ですから相性の良い宿であれば、心宿の本心を理解し、受け止めることができるのですが、
思考性や価値観が異なる宿の場合では、その場の会話は弾んでも、また次の機会に話をすると「この間と、違うことを言っている?」などと思えてしまうものです。
それが重なと、「言動が一致しない人!」、或いは「その場その場で、言うことが変わる人!」などと、不信感を抱くでしょう。
では、あなたはこれから心宿の上司と、どのように付き合って行かれれば良いか? についてアドバイス致しましょう。
そして次に、上司の話をそのまま鵜呑みにされるのではなく、「真意」だけを汲み取られるのです。
「タレント星」を持った宿の会話は、少々演出過剰なところがありますから、話の中の余分な「装飾」を取り除いて、
「上司は、あなたに何を言いたいのか?」
と言う、結論だけを聞くようにされることをお勧めします。
プライベートなお付き合いをされるのではないのですから、上司とは心を開いた関係を築かれるのではなく、
あくまでも「部下として」職務を全うされることに専念させると良いでしょう。
また、上司からの評価は大切ですが、「安と壊」の関係である以上、「無難が一番!」と思われ、マイナス評価をされないことを心がけられると、それがお互いに「自然な関係」として形成されるでしょう。
また、上司からの無理難題には、あなたが一人で抱え込まれるのではなく、あなたと上司との間に、上司と相性の良い宿を持った「仲介者」を立てられましょう。
その際には、
「私一人では、荷が重いので…」
とか
「私が失敗して、会社に迷惑をかけるといけないので…」
と言った、上司からの要求は「身の丈以上」の作業であることを告げられると良いでしょう。
心宿は、ビジネスシーンで「自己正当化」する傾向がありますので、
上司からの大切な指示は、あなただけでなく、
周りにも分かるように「確認文書」を作られて、指示内容を記録として残されることも、
「安と壊」の関係で生ずる「負の作用」を防ぐために効果的です。
ここまでお話した内容をご理解頂ければ、何故、あなたが上司に「苦手意識」を覚えられたのかがお分かり頂けたでしょう。
会社内の人事は、あなたにはどうにもならないことですが、
会社内で
「誰が、あなたをしっかり評価できるか?」
を調べておかれると、おのずと「あなたにとってのチャンス」が見えて来るはずです。
素敵な日々を送られましょう! またそうなれますよう、私も応援しています!
※当記事はアプリで受け付けている有料個別診断のサンプルとして 当事務局が架空の人物とシーンを設定し、翼龍先生に鑑定いただいたものです。 実際に申し込みいただいた有料診断の結果を公開しているものではございません。