FNS歌謡祭でボウイリスペクト企画が行われ、今になっても影響力のあるバンドなのだと思わされました。
1987年の12月24日に解散宣言をしたこともあり、この季節になるとボウイ世代は感傷的になりますね。
今回は日本の音楽界をけん引し続けてきた、氷室京介と布袋寅泰について、宿曜占星術を通して診ていきたいと思います。
鑑定対象:氷室京介
生年月日:1960年10月7日生まれ
宿曜鑑定:昴宿(すばるしゅく)
簡易説明:美を求めて成功する 名誉の星
■昴宿の一般的な傾向
昴宿は生まれながらに持つ気品と優雅さで、人々を魅了させるまさにバンドのフロント向きの星です。
不思議と周りに神輿を担いでもらって、名誉を得る運を持ち合わせています。
この優雅な雰囲気の裏側には、繊細で傷つきやすいところもあるようです。
男女ともにモテるタイプに多い宿です。
鑑定対象:布袋寅泰
生年月日:1962年2月1日生まれ
宿曜鑑定:女宿(じょしゅく)
簡易説明:学問と芸術を愛する 自己鍛錬の星
■女宿の一般的な傾向
女宿は学問や芸術を好み、グループの中心となれる策略家であり、どんな環境からも頭角を現す「頭領運」の持ち主です。
バンドのサウンド面から、ファッションと、ボウイのトータル演出を行っていたのも、この星ならではの実力でしょう。
組織の秩序にこだわるところがあり、煙たがられることもあるようです。
実は影で組織を操るようなタイプです。
■昴宿と女宿の相性は?
この関係は「栄・親」の中距離に当たり、100点の相性というまるでドラマのようなベストな関係です。
昴宿→女宿(栄):昴宿のスター性を女宿の演出で引き立たせます。
女宿→昴宿(親):昴宿の魅力が女宿に突き刺さり、上昇志向を触発させます。
まさに鬼に金棒というような、完璧な組み合わせで日本一のバンドになっていったのでした。
■そんなベストなくみあわせでなぜ解散したのか?
ここには様々な説や噂があり本当のところはどうだったのかは不明です。
氷室京介はその件に一切のコメントをしませんし、布袋寅泰は真実は墓場まで持っていくと語っています。
その真相を占星術でというのも野暮なので、あえていうならば1987年12月24日の解散宣言をした日がお互いにとって「危」という、非常に不安定な要素を持つ日だったということです。
会場に背を向けて「みんなに伝えることがある、、」と語りだした氷室京介でしたが、この日に解散宣言をすることは決まってはいなかったようでした。
胸の内を語りだしながら、途中になんどか布袋寅泰に視線を送ったようでしたが、決してそれに応えて目を合わせることはなく、何かに耐えるように氷室京介に背を向けうつむいたままだったとのことでした。
このとき二人が目を合わせていれば、この日の解散宣言は無かったかもしれないと、ほかのメンバーは後に語っています。
それがもしかしたら「危」の要因だったのかもしれません。
それにしても解散から約30年経つバンドが、今もなお語り継がれているのは偉大なことであり、昴宿と女宿が組み合わさった時の凄さを代表してくれる二人でした。
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