その「奇跡のロックバンド」と呼ばれるU2の中心人物であるボノの誕生日が5月10日ということで、彼のような大スターはどのような運気のなかで活躍し、どんな宿命を持つのかというその軌跡を宿曜占星術を通して見ていきたいと思います。
鑑定対象:ボノ(U2)
生年月日:1960年5月10日
宿曜鑑定:心宿(こころしゅく)
簡易説明:華麗さと孤独の二つの顔を持つ役者星
心宿は27宿の中でもなかなか正体のつかめない宿の一つです。
最大の特徴としては華麗さと孤独という二面性を持ち、外面と内面にとても大きなギャップがあることです。
明るくユーモアセンスに溢れ、器用にその場の空気を読んで振る舞い、人の心を掴む術に長けていて、多くの人々から愛されます。
その場その場を変幻自在に振舞うことができることから「役者星」とも言われます。
U2の関係者によるとボノは暖かくて、寛大で、不安定で、謎めいていて、信心深くて、自分に疑り深くて、偉大な才能があって、面白可笑しくて、恥ずかしがり屋で、誠実で、理想家で、鋭くて、正義感があって、愛らしい人物とのことです。
1979年は心宿のボノにとって28年に一度巡る特別な年、「命の年」となります。
この年は自分の生まれてきた使命について考える年であり、この年の決断が今後の8年間の人生に大きな影響を与えるとされています。
新たなステージへとすすむ運命の年であり、U2としてのデビューはボノにとって宿命だったのかもしれません。
1983年は「成の年」にあたり、今までの努力が報われる「成功」「達成」の年になります。
このアルバムによる精力的なツアーがU2人気に拍車をかけ、ヨーロッパからアメリカへと進出し、アメリカの音楽雑誌「ローリングストーン」誌で最優秀バンドに選出される快挙を成し遂げました。
「成の年」の気力・体力を充実させ、実力を十分に発揮できる運気のなか、このアメリカでの成功が今後の世界的な記録樹立への足がかりとなります。
1987年は「栄の年」であり、まさに言葉の通り繁栄を意味する年となります。
このアルバムがリリースされると、たちまち世界中で大ヒットとなり、興行的にも大成功となります。
中でもイギリスでは史上最速で売れたアルバムとして、未だにその記録は破られていないそうです。
「栄の年」は何事も絶好調にさせる運気があり、コンサート会場は今まで2万人クラスだったのが6万人クラスに移行する程の人気となり、ボノのパフォーマンスも会場が大きくなるにつれ冴えわたっていったそうです。
心宿の持つタレント性、人気運が「栄の年」の上昇気流に乗り、その人気は絶大なるものになりました。
1988年は「業の年」にあたり、28年に1度巡る人生の分岐点となる運命の年とされています。
これまでの28年間の行いに審判が下されるとされ、頑張っただけ評価も大きくなっていきます。
この年のU2は第30回グラミー賞「年間最優秀アルバム賞」・「最優秀ロック・パフォーマンス デュオ/グループ」、第2回日本ゴールドディスク大賞【洋楽】獲得と、前年からの勢いのままに数々の賞を総なめにしていきました。
「業の年」の因果なのか、これまでの功績が評価され世界中から絶大な支持を受ける年となりました。
そんな中でボノは以前から精力的に行っていた慈善活動にも、更に力をいれていきます。
自分の知名度や発言の影響力を世界平和に役立てようと、音楽のみならずボランティアでも活躍していきます。
「業の年」では新たな力が開花される暗示もあり、ボノの活躍の場は広がっていきます。
2005年はボノにとってまたまた「栄の年」であり、運気は絶好調であるなかでも、実力を評価され引き立てを受ける年でもあります。
ボノは「TIME誌」が毎年行っている”パーソン・オブ・ザ・イヤー”に選ばれたり、ロックの殿堂入りを果たすなど、もはや生きる伝説となっていきます。
また、慈善活動も評価され第一回TED賞を受賞し、アフリカを救うためのスピーチも話題になりました。
心宿のボノのマルチナな才能が、「栄の年」の運気に後押しされ様々な分野で活躍する年となりました。
2017年は「友の年」であり、友情や友好を意味する年であり、仲間や協力者の力を借りて予想以上の成果を出せる運気があります。
多くのファンや関係者からの支持や協力を得て、「ヨシュア・トゥリー30周年」を記念した壮大な世界ツアーの実施が発表されました。
世界ツアーのチケットは24時間経たずに完売し、売上げは110億円を突破するという音楽の歴史的な快挙となりました。
ここ数年は怪我や病気で思うような活動ができなかったU2のボノでしたが、この「友の年」の因果なのか、支持してきてくれた多くの人々が幸運をもたらし、今年のツアーは出だしから大成功となっているようです。
何年経っても色あせることのないU2の音楽と共に、年月を経て更に男の色気の香り立つボノの活躍はまだまだ続きそうですね。
お誕生日おめでとうございます。
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