スティーブジョブズとは、その名前を知らない人はいないと言えるほど、現在のテクノロジー界に革命を起こしたカリスマ的存在です。
そんな彼が持つ宿命とは何かを宿曜占星術を通して解析していきたいと思います。
鑑定対象:スティーブジョブズ
生年月日:1955年2月24日
宿曜鑑定:婁宿(ろうしゅく)
簡易説明:27宿の中で1、2を争うカンの鋭い星
■スティーブジョブズの婁宿らしいところは?
とにかく婁宿が「これは!」と閃いたことに、間違いはないというくらい、カンが鋭い個性です。
商才もありますので、そのアイデアを活かせる環境に身を置けば、ビジネスを成功させる力を持っています。
ジョブズがCDプレーヤーからiPodへ、ガラケーからiPhoneへと、抜群のセンスでビジネスを成功させたのはまさに婁宿というところでしょう。
またこの宿は、胸の内では意外と神経質で短気な面があり、ひとたび我慢の限度を越えると、重箱の隅をつつくような理屈屋の面が出てしまうのがたまにきずです。
そして自分が集中できるビジネスでは、義理や人情を簡単に捨ててしまう冷徹さも兼ね備えています。
ジョブズは少々極端に悪い面が出てしまっているのか、気に入らないことがあると、理屈どころ従業員を怒鳴り散らしてしまいます。
婁宿と言えば、器用に何でもこなし、周囲をサポートすることが得意であり、自分にとって付き合うのに「この人はどうか?」を、分析、判断する能力に秀でているのも特徴です。
ジョブズにとって良く働くと判断した従業員には好待遇であったり、無理難題をクリアさせることにより、自分の限界を越えた凄い結果が出せたと喜ぶ従業員も大勢いたという事実もあり、さりげなくこの宿の良さも出ているのではないでしょうか。
ちなみにビルゲイツも同じ婁宿というのも、何か因果関係を感じてしまいます。
■スティーブジョブズの持つ運気の流れは?
1977年:安の年 「Apple II大ヒット!」
仕事運は好調の年であり、夢や目標の基礎作りに適した年です。
創業二年目にして大ブレイク!まさにこれからのアップルの快進撃を予感させます。
1984年:成の年「初代Macintoshの登場!」
忍耐と努力が報われ、頑張りが評価される「成功、達成」の年です。
この年に発表されたCMは「世界で最も有名」と言われるほど、アップルの歴史に残る年となりました。
1985年:危の年「スティーブジョブズ アップルを追放される」
良いことがある一方、厄介事にも遭遇しやすい年です。
ジョブズの読み違いから大量の在庫をかかえ、アップル初の赤字となり、それが原因で会社を去ることとなりました。
1986年:安の年「ルーカスフィルム社のアニメーション部門を買収!」
「これだ!」と思えるビジネスチャンスのある、何事も順調に進む好調気です。
ジョブズは「トイストーリー」で有名なピクサーを設立し、新たな分野のビジネスで見事に返り咲きました。
1998年:胎の年「imac発売でアップルの危機を救う!」
28年に一度巡る「人生の分岐点」にあたる、「新たな生命」が宿る運命の年です。
アップル復帰後2年目に、ジョブズはimacをリリースし、大人気のロングセラーシリーズの誕生となりました。
2010年:壊の年「持病の癌が悪化」
試練の年であり、思わぬ病気やケガに注意が必要な年です。
2003年から癌による闘病生活が始まり、この年の病状悪化が致命傷となり、翌年の1月に帰らぬ人となりました。
■今回の宿曜鑑定の感想として
性格に関しては、宿の特徴の現れ方に偏りがあるのかなと。
それよりも今回は宿の持つ運気の流れのようなものを感じました。
あなたも人生で事件が起きた年を、宿曜占星術で調べみてはいかがでしょうか。
もし当たっていたら、5年、10年先の運気の流れも調べてみてください。
これからの人生プランに役立つかもしれませんよ。
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