「相棒」はテレビ朝日で2000年の6月から続いている、根強い人気の刑事ドラマであり、高視聴率男の水谷豊と歴代パートナーとで数々の難事件の謎を解き明かすサスペンスストーリーです。
10月12日から新たなシーズン「相棒season15」がスタートし、今やテレビ朝日の宝と言われるまでになったこのドラマですが、なんと水谷豊の1話でのギャラが350万円にまでなっているらしいです!
確かに脚本の面白さ、俳優の人気や演技力など、高視聴率を続けるには理由があるかもしれません。
このドラマでは「相棒」というだけあって、水谷豊と誰をパートナーにするかによって、お互いの良さが出る時もあれば、個性を殺し合ってしまうこともあり、とても重要であることは言うまでもないでしょう。
そこで、水谷豊と歴代のパートナーの関係性を古来より伝わる「宿曜占星術」に当てはめてみると、驚くべき結果が判明しました!!
今回は初代パートナーとの寺脇康文との関係を見てみましょう。
水谷豊 1952年7月14日生まれ 婁宿(ろうしゅく) 「その場の空気が読める気配りの星」
この星の特徴は場の空気を読み取り、とても器用で場をまとめるムードメーカー的存在になります。直観力にも優れていて、この人が「これだ!」というものに間違いはありません。
人をサポートするのにはとても優れていますが、リーダー的な立場になってしまうと、その潔癖症な性格から些細なことでも自分が嫌だと許せなくなるのがこの「婁宿」の弱点でもあります。そう考えると、歴代パートナーの好調にもかかわらずの突然の降板の原因も納得できなくはありません。。。
初代相棒:寺脇康文 1962年2月25日生まれ 心宿(しんしゅく) 「華麗さと孤独を持つ役者の星」
相手の個性を読む「読心術」を持つ星であり、相手にどう接したら良いかを無意識に判断し、それにあった自分を演じることができてしまいます。明るく誰からでも好かる人柄ですが、その反面に心の中では「孤独と不安」を抱えています。
本人は無意識にその二面性を使い分けているため、相手からの評価が大きく変わってしまうのも特徴です。
そんな二人の相性は宿曜占星術では「栄・親」の遠距離に位置し、別名「夫婦星」とも言われる最良の関係にあたります。
ずばり相性:95点!!
水谷豊からすると寺脇康文は「親」にあたり、二面性のある「心宿」が心を開ける存在であり、その名の通り親しみを持って接してくれます。また、寺脇康文からすると「栄」にあたる水谷豊は人気ドラマへと導いて、自分を栄えさせてくれたと言えるでしょう。
まさにベストパートナーの「相棒」でしたが、番組が好調になるにつれて寺脇康文も、その好調の要因は自分にもあると感じ始め、「心宿」のウィークポイントである演出過剰が出てしまい、シーズン6あたりから自分の意見を主張するようにもなってきたそうです。
それが時として水谷豊の求める演技と食い違うようになり、「婁宿」の潔癖さからそれが許せなくなり、その積み重ねがシーズン7での降板につながってしまったようでした、、、
寺脇康文の「心宿」は心のつながりを大切にする宿です。水谷豊がもう少し広い心で受け止めて上げられたら、「心宿」の気持ちを察知する能力で、自分が出すぎることを控えるようになり、再び信頼関係を取り戻せたかもしれません、、、
好きな相手だから些細なことが許せると思っていたら、好きだからこそ些細なことが許せなくなってしまったというグッドラブストーリーの典型的な幕切れでした。
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